映画もご覧になった方は、ラーマーヤナの細かいところもよくおわかりになったのではないかと思います。
壮大な物語のラーマーヤナ、どうしても大抵の作品は大筋の抜粋ということになりますが、
抜粋する部分も様々、表現も様々で、いろいろなものに触れて私も少しずつ知識を得ています。
このラーマーヤナの曲を教わり始めたのは確か2020年から。
2021年2月の無観客での撮影会から、このトリオで何度もこの曲を踊ってきて、今回が最後でした。
私もずいぶんラーマーヤナの世界を堪能しました。
公演を終えてほくほくしながら帰る道すがら、この感情は一体なんと表現できるのだろう・・となんとなしに考えていました。
安堵、感謝、喜び、充足感、高揚、少しのさみしさ・・・
ぴったりくる言葉は見つからないけれど、なんだかとても穏やかで、心と体にじんわりあたたかいものがあふれていて。
そんな思いや感覚もどんどん移ろい、それもまた生きるということなのかなぁと思います。
これまではありがたいことに、コロナ禍でも次の予定が決まっているという状況が続いていたのですが、ここに来てついにこの後何も本番の予定がないという状況になりました。
1回さらになったところに、また何がやってくるのか、はたまた何かをする気持ちがわいてくるのか、
今はまたコツコツ練習することにします。
