「天空に咲く」物販のご紹介

さて、明日になりましたソロ公演。

みなさまのお越しをお待ちしています。

おかげさまでお席もだいぶ埋まってきました。
恐れ入りますが、お越しになったらお席は前の方から詰めてお座りいただければと思います。

公演中は休憩はありませんので、お手洗いもあらかじめおすませください。
公演は15:00から。16:30ごろには終わる予定です。



明日はかわいいもの、すてきなものも受付近くで見られます(買えます)。

公演を盛り上げてくれるのは、「まちかど倶楽部」と「目玉の店」。


「まちかど倶楽部」はインド大好き明さんと春奈さんご夫婦のお店。
かわいいお店番もいるかも。

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「南インド古典音楽のレアなCDと南インドカルチャー見聞録などの書籍、
そしてインドの暮らしの雑貨とதுணி トゥニの小豆カイロや子ども服を携えてお待ちしています」


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まちかど倶楽部
〜あなたの暮らしにインドの風を〜

https://machikadoclub.jimdo.com/

「南インドまちかど雑貨店」
https://machikadoclubshop.stores.jp/

Instagram @machikadoclub



もう一つ、「目玉の店」は私のダンスクラスに来てくれている方のお店です。

ステキなポストカードなどがたくさんで、私もじっくり見たい。

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どうぞお楽しみください。

「天空に咲く」曲紹介4『ティッラーナ』

最後の演目はティッラーナです。

ティッラーナは歓喜の舞。

バラタナティヤムってうまくできているなぁと思います。
最後が歓喜の舞でなかったら力尽きてしまうかも。

喜びを全身から放って踊るこのティッラーナで、ダンサーは持てる力を出し切り、
満開の花を散らせて舞台の終演を迎えます。


ティッラーナは華やかでリズミカルなアイテム。

今までに、身体表現と感情表現のことをお話しましたが、この曲はほとんどが身体表現の曲です。

インドならではの複雑に変化するリズムを足で刻みながら、
体中の細胞を沸き立たせて心身を空間へ放っていきます。


後半には宇宙の母なる女神を讃える詩が織り込まれていて(感情表現)、
その神聖さも胸に響きます。



今回のティッラーナはレバティー(レーバティー?)という旋律のもの。

ティッラーナの華やかはありつつも、しっとり落ち着いた曲調で、じんわりと心に沁み入る穏やかな曲です。



ちなみに、このティッラーナは私がバラタナティヤムを始めて最初に習ったティッラーナです。

インドでアランゲトラム(初ソロ公演)をしたときもこの曲を踊ってのでした。

それ以後何度も踊っている曲ですが、座高円寺のソロ公演で踊るのは初めてです。



ティッラーナは終わったときに感極まってしまう。

今から想像しただけでぐっときています・・

「天空に咲く」曲紹介3『カヴァディシンドゥ』

夏のように暑い日が続いています。
みなさん体調を崩されたりしていませんか?


ソロ公演もいよいよ今週末に迫ってきました。

今日は3曲目に踊る「カヴァディシンドゥ」についてお話します。


メインアイテム、ヴァルナムのあとは、たいてい感情表現(アビナヤ)が中心のアイテムが踊られます。
パダムという、ストーリーをじっくりと追っていく演目が多い。


ですが今回はタミル・ナードゥ州のフォークメロディーの曲「カヴァディシンドゥ」をお送りします。

感情表現多めではありますが、しっとりと見せるタイプのものではなく、軽やかでリズミカルな曲です。

パダムもヴァルナムの引き締まった感じから一転して、力を抜いて見ていただけるアイテムですが、
この曲でもちょっと一息ついてもらえればなぁと思います。



カヴァディシンドゥで歌われるのはクリシュナ神のこと。

クリシュナはインド舞踊でも好んで踊られます。

クリシュナ神にはいろいろな側面がありますが、やはり笛の音やその茶目っ気で女性たちを魅了するところが人気。



この曲ではそんなクリシュナが川岸に現れたときの喜びが歌われます。

クリシュナ神が川岸にやってくると、クリシュナファンの女性たちはもちろんのこと、そよ風や鳥たちもその姿を見ようと押しかけます。

すべてが喜びに包まれ、華やいでいる様子がひたすら歌われる演目。


見ている方々にもそんな喜びが広がっていくといいなぁと思っています。

「天空に咲く」曲紹介2『ヴァルナム』

6/1堀友紀子ソロ公演 vol.7「天空に咲く」

2曲目にお送りするのはメインアイテムであるヴァルナムです。


ヴァルナムは
身体表現(物語性はなく、身体でリズムを刻む)と、
感情表現(手の印や顔の表情でヒンドゥー神話を語る)が交互に織りなされます。


そして何回か観てくださった方にはお馴染み、30分を超えるアイテムです。

身体表現と感情表現のコントラストが鮮やかで、うねるようにじわじわとこねられていくので、意外と長くは感じないかも?



今回のヴァルナムはヒンドゥー教の三大神の一人、シヴァ神を称える曲です。

シヴァ神というと荒々しい破壊の神というイメージがありますが、
この曲はそんなパワフルさよりもバクティー(神への献身)が際立った振り付けになっています。


そして感情表現の部分でもお話のようになっているところはあまりなく、
シヴァ神の容姿を表現したり、踊る姿が美しいと形容したりが多め。


そうやってシヴァ神を称え、恵みを与えてほしいと祈る気持ちが込められた曲。

私の個人的な思いになりますが、
「どうかこの命に息吹を与えてください。」
「私は切望します。いつその美しい踊りを一目見られるのでしょう。」
「私たちは強くあなたを求めています。どうか姿を現してください。」

といった祈る気持ちは感情移入しやすい。というか踊っているときの気持ちそのものとも言えます。


祈るように踊る中でこの身体にも力がみなぎってくる、そんな曲。



そして身体表現の部分も、小気味よいリズムにのせたラクシュマン先生のおしゃれで伸びやかな振り付けが見所です。


みなさまにもシヴァ神の息吹を感じていただけますように。



5/24 小澤一雄MUSICAT展・インド舞踊ライブ


ユーモアと音楽愛に満ちた小澤一雄さんのひとコマ漫画たち。

クラシックに関わっている方の中ではお馴染みの漫画家さんです。
Eテレの旅するドイツ語でもかわいいアニメーションが流れていますよ。


今年も千駄木で開催される展覧会、今回はネコ!だそうです。


♪第29回 長屋で ozart MUSICAT展

5/22日(水)~27日(月)11:00~19:00(最終日は17:00まで)

RENTAL SPACE STOODIO SENDAGI
 http://stoodio.jp/
 東京都文京区千駄木2-44-5
 千代田線千駄木駅下車 団子坂下出口 徒歩3分



私も5/24(金)の18:30からインド舞踊を踊ります。
入場無料の投げ銭ライブです。

自分の中でのひさびさアイテムも出してみようかなと思ってます。


どうぞお立ち寄りください。


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「天空に咲く」曲紹介1『マッラーリ』

ソロ公演「天空に咲く」がだいぶ迫ってきました。

前回の公演のときに、踊る曲をブログで紹介したら好評だったので、
今回も簡単に曲紹介をしていきたいと思います。

あまり専門的なことではなく、私の個人的な思いが中心の、
ゆるっとした内容になると思います。
(最後まで書ききる時間があるのか~??)


今回も公演は全4曲でお送りします。

1曲目はマッラーリ。

ヒンドゥー寺院では花輪やジュエリーで神様の像を飾り、
お供え物と共に行列になって運びます。

そのとき演奏されるのが、このマッラーリです。

楽器はナーガスワラム(ナーダスワラム)というラッパみたいな音が出るたて笛と、
乾いた軽快な音が出る両面太鼓タヴィル。


動画を参考に貼っておきますが、相当けたたましい。笑





バラタナティヤムでもこの曲が踊られ、舞台のはじめに神々をお呼びし、お花を捧げます。

そして、騒がしくはないのでご安心を。
ゆっくりとした厳かな雰囲気から始まって、次第にテンポをあげていき、最後はヒンドゥー教の三大神をたたえて静かに終わります。



インドでは八方向に守護神がいると言われます。

私の個人的な実感としては、四方八方に方向を変えながら踊ることで、
気持ちが高まりそして祈りが満ちるのを感じる曲です。



先日練習した動画を少しインスタに載せたので、一応こちらでもお知らせしておきます。
https://www.instagram.com/p/BxUspD0lfMz/

このあと個人レッスンでみっちり教えてもらい、だいぶ手直しが入りました。
振り付けの変更もあって、よりよくなるはず☆

本番までにできるだけ磨きをかけていきます。

6/1 インド舞踊 ソロ公演 vol.7「天空に咲く」

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日時 2019.6.1(土) 開場 14:30 開演 15:00

会場 座・高円寺2 >>>map

料金 事前予約3000円 当日3500円(中学生以下無料) 全自由席

司会 落合明日香

物販 まちかど倶楽部 https://machikadoclub.jimdo.com/ ほか

主催 Nrithya Lakshana Japan

協賛 シリバラジ http://sri-balaji.com・YAJ

後援 インド大使館

予約・問 堀 友紀子 yukiyamini@gmail.com

バリ旅行記3 ”クサンバとナイトバザール”

まだ続いていました、バリ旅行記。
今回はさくっと軽めです。

風葬の地トゥルニャンでなんとなく抜け殻のようになったあとは、
クサンバとナイトバザールに行きました。

クサンバは天日の塩で知られるところ。
バリのお土産でもらったことがあって、とてもおいしかったのでまたみんなぜひにと。

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こうして作るんだとプチ実演もしてくれました。

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広い海から海水を汲んできて

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ザパッとまいて

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ならして?

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お日さまと風の力でカラカラになった表面を取って

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ろ過して(この辺の写真あいまい)


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また天日で干して出来上がり

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クサンバの塩は大自然の味。
大粒でキラキラしていて、シャキっとした清涼感とじわりとくる旨みが料理を引き立たせます。


次はナイトバザールへ。(地名不明)
得体の知れないものがたくさんありました。

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続く・・・

3/31 Rukmini Jayanti

 
インド古典舞踊バラタナティヤムを復興し、芸術学校カラークシェトラを創立したルクミニデーヴィー。
そのルクミニデーヴィーの生誕155年を記念して、中野でインド舞踊のダンサー30名が奉納舞をします。

私も16時半ごろに踊ります。
お気軽にお越し下さい。


2019年3月31日(日)Rukmini Jayanti 2019

PM3:00~ ルクミニデーヴィー記念碑前にてプージャ
PM4:00~ 奉納舞 大日堂にて

於・東京中野区・東光寺境内並びに大日堂

入場無料


東光寺
東京都中野区上高田5-21-5
西武新宿線「新井薬師前」下車徒歩5分



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バリ旅行記2 ”風葬の地、トルニャン”


今回のバリ旅行では、風葬の村、トルニャン(トゥルニャン)にも赴きました。


先にお断りしておきますが、この記事には人の骨の写真も載せます。

でも、実際にこの目で見て感じたのは、こわさや湿っぽさなどではなく、静謐さや崇高さ、そして死に対するカラリとした感覚といったものでした。

この地に住む人にとってはごくごく自然なことで、静かなる行いなのだと感じます。



トルニャンは、「バリ・アガ」の地。
帰国してから調べたことですが、バリ・アガとは16世紀ごろにジャワ島からジャワヒンドゥーや風習が伝わったときに、もとの暮らしを変えずに、今もなお独自の風習を守り続けている人たちだそうです。


バリの他の地域は火葬で、それも独特の埋葬法だそうですが、トルニャンは風葬。


そして貧しい村でぼったくりなどのトラブルもあるという噂によって、現地のガイドさんも近寄りがたいところなのだそうです。



トルニャンは世界遺産であるバトゥール湖のほとりにあり、3方を断崖絶壁に囲まれ、残る1つは湖という分断された環境にあります。

最近までは湖をボートで渡るしか行く方法がなかったそうですが、今では道ができて、観光地とする動きもあるのだとか。

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湖の遠くにトルニャンを望む。


私たちは車で村まで行きましたが、途中崖崩れのあとがあったりと、車もガッタンガッタンと大揺れでした。


村に着くと、おばあさんたちが施しを求めて手を差し出してくる。
10歳くらい?と思う男の子も同じことをしてきて、胸が痛くなります。



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溶岩で作ったという太陽寺院。
見えづらいけれど、後ろに山がそびえ立っている。


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湖の割れ門。
雨季なので、水面が上昇して家も水に浸かっている。



村の人はどことなく北インドの人みたいな顔立ちでした。


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お昼どきだったので、魚を焼く光景も。

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村の人が使う小舟。



風葬の場所は村からもボートでしか行けないところにあります。
ケモノも立ち入れない場所で、ひっそりと遺体を風化させるのだそうです。

ここで埋葬されるのには条件があり、天寿を全うした人だけ。とても誇り高いことのようです。



値段交渉の末に手こぎボートに乗り込み、陽射しが真上にある湖を行きます。
体がじりじりと暑い。
でも風葬の地に近づくと霧が立ち込めて、ひんやりとした空気が漂ってきました。


門のところにはいきなり骸骨があって、「ようこそ」とでも言うようにあっけらかんと迎えられます。

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中へ入ると、タルムニャンと言われる香木がそびえています。
この木が死臭を吸い取り、腐敗も抑えて遺体をミイラ化していくのだそう。

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奥には亡くなった方が11体、木で組んだ囲いの中に並んでいる。
一部布はかけられているけれど、顔や足は外に出ている状態。
死者が生前に愛用していたものも一緒に供えられています。

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ごく最近亡くなったのかなと思う方もいれば、白骨化しているものも。
中を覗けるので、見させてもらったけれど、やはり言葉を失う。
ただ、目を背けたくなるというよりは見入ってしまう。



新しく亡くなった方が出ると、一番古い遺体と交換するそうです。
そして、魂が宿るとされる頭の部分は石段に並べられて、
他の部分は脇に無造作に(そう見える)、よけられる。

前述した遺品も一緒によけられて、プラスチックとかも一緒くたなので、なんというかゴミ捨て場状態でちょっと複雑な気持ちになる。

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ここにあるのも一定数らしい。


頭蓋骨も触ったり持ったりしていいと言われて、貴重な機会なので有難くそっと触らせていただきました。

同行した方々がヨーガ関係の方なので、聖なる木の伝説を聞いたり、
「ここがアディパティマルマ」だとか、「頭蓋骨に縦に割れ目がある人は第三の目が開いている」とかそんな話を聞いたりもしました。
縦の割れ目の件は、医学的には違うのかもしれないけれど。

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火葬は死んでまもなくカラカラの骨になるけれど、ここではゆっくりと自然に還っていく。

今の日本は死を忌み嫌って見ないように遠ざけがちだけれど、ここの人たちはどのように死や生をとらえているのかなぁ。

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埋葬地全景。左手がそのゴミも一緒なところ。

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ブログを書こうとして気づいたのだけれど、状況を伝えるのに適当な写真があまりない。
自分では気づかぬうちに動揺していたのかなぁと思います。


最後に、トルニャンの動物たち。
彼らには生も死も、どこで生まれたからどうと考えることもないのですよね。

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器用に湖の魚をとっていた。