「天空に咲く」を終えて


もう半月が経ってしまいましたが、6/1にソロ公演「天空に咲く」が無事終了しました。
お越しくださったみなさま、力を貸してくださったみなさま、どうもありがとうございました。



踊り終えた瞬間は、ほっとする気持ちと深い感謝の気持ちでいっぱいでした。


お客様に見守られ、大いなるものに力をもらって舞台を終えられたこと、
体の芯から込み上げる喜びを、今もありありと思い出すことができます。


ソロ公演も気づけば7回目でした。
技術的なことを言い始めたら、まだまだまだまだまだまだ・・・で、
目指しているものは遥か遠くです。


でもインド舞踊は神に捧げるもの。
私という人間がどうこうではなく、何か深いところでみなさまに共振するところがあったならとても嬉しく思います。


これからもどうぞよろしくお願い致します。

天空.JPG
©小原孝博

「天空に咲く」物販のご紹介

さて、明日になりましたソロ公演。

みなさまのお越しをお待ちしています。

おかげさまでお席もだいぶ埋まってきました。
恐れ入りますが、お越しになったらお席は前の方から詰めてお座りいただければと思います。

公演中は休憩はありませんので、お手洗いもあらかじめおすませください。
公演は15:00から。16:30ごろには終わる予定です。



明日はかわいいもの、すてきなものも受付近くで見られます(買えます)。

公演を盛り上げてくれるのは、「まちかど倶楽部」と「目玉の店」。


「まちかど倶楽部」はインド大好き明さんと春奈さんご夫婦のお店。
かわいいお店番もいるかも。

まちかど.jpg


「南インド古典音楽のレアなCDと南インドカルチャー見聞録などの書籍、
そしてインドの暮らしの雑貨とதுணி トゥニの小豆カイロや子ども服を携えてお待ちしています」


まちかどロゴ.png

まちかど倶楽部
〜あなたの暮らしにインドの風を〜

https://machikadoclub.jimdo.com/

「南インドまちかど雑貨店」
https://machikadoclubshop.stores.jp/

Instagram @machikadoclub



もう一つ、「目玉の店」は私のダンスクラスに来てくれている方のお店です。

ステキなポストカードなどがたくさんで、私もじっくり見たい。

目玉の店.jpeg

目玉.jpg


どうぞお楽しみください。

「天空に咲く」曲紹介4『ティッラーナ』

最後の演目はティッラーナです。

ティッラーナは歓喜の舞。

バラタナティヤムってうまくできているなぁと思います。
最後が歓喜の舞でなかったら力尽きてしまうかも。

喜びを全身から放って踊るこのティッラーナで、ダンサーは持てる力を出し切り、
満開の花を散らせて舞台の終演を迎えます。


ティッラーナは華やかでリズミカルなアイテム。

今までに、身体表現と感情表現のことをお話しましたが、この曲はほとんどが身体表現の曲です。

インドならではの複雑に変化するリズムを足で刻みながら、
体中の細胞を沸き立たせて心身を空間へ放っていきます。


後半には宇宙の母なる女神を讃える詩が織り込まれていて(感情表現)、
その神聖さも胸に響きます。



今回のティッラーナはレバティー(レーバティー?)という旋律のもの。

ティッラーナの華やかはありつつも、しっとり落ち着いた曲調で、じんわりと心に沁み入る穏やかな曲です。



ちなみに、このティッラーナは私がバラタナティヤムを始めて最初に習ったティッラーナです。

インドでアランゲトラム(初ソロ公演)をしたときもこの曲を踊ってのでした。

それ以後何度も踊っている曲ですが、座高円寺のソロ公演で踊るのは初めてです。



ティッラーナは終わったときに感極まってしまう。

今から想像しただけでぐっときています・・

「天空に咲く」曲紹介3『カヴァディシンドゥ』

夏のように暑い日が続いています。
みなさん体調を崩されたりしていませんか?


ソロ公演もいよいよ今週末に迫ってきました。

今日は3曲目に踊る「カヴァディシンドゥ」についてお話します。


メインアイテム、ヴァルナムのあとは、たいてい感情表現(アビナヤ)が中心のアイテムが踊られます。
パダムという、ストーリーをじっくりと追っていく演目が多い。


ですが今回はタミル・ナードゥ州のフォークメロディーの曲「カヴァディシンドゥ」をお送りします。

感情表現多めではありますが、しっとりと見せるタイプのものではなく、軽やかでリズミカルな曲です。

パダムもヴァルナムの引き締まった感じから一転して、力を抜いて見ていただけるアイテムですが、
この曲でもちょっと一息ついてもらえればなぁと思います。



カヴァディシンドゥで歌われるのはクリシュナ神のこと。

クリシュナはインド舞踊でも好んで踊られます。

クリシュナ神にはいろいろな側面がありますが、やはり笛の音やその茶目っ気で女性たちを魅了するところが人気。



この曲ではそんなクリシュナが川岸に現れたときの喜びが歌われます。

クリシュナ神が川岸にやってくると、クリシュナファンの女性たちはもちろんのこと、そよ風や鳥たちもその姿を見ようと押しかけます。

すべてが喜びに包まれ、華やいでいる様子がひたすら歌われる演目。


見ている方々にもそんな喜びが広がっていくといいなぁと思っています。

「天空に咲く」曲紹介2『ヴァルナム』

6/1堀友紀子ソロ公演 vol.7「天空に咲く」

2曲目にお送りするのはメインアイテムであるヴァルナムです。


ヴァルナムは
身体表現(物語性はなく、身体でリズムを刻む)と、
感情表現(手の印や顔の表情でヒンドゥー神話を語る)が交互に織りなされます。


そして何回か観てくださった方にはお馴染み、30分を超えるアイテムです。

身体表現と感情表現のコントラストが鮮やかで、うねるようにじわじわとこねられていくので、意外と長くは感じないかも?



今回のヴァルナムはヒンドゥー教の三大神の一人、シヴァ神を称える曲です。

シヴァ神というと荒々しい破壊の神というイメージがありますが、
この曲はそんなパワフルさよりもバクティー(神への献身)が際立った振り付けになっています。


そして感情表現の部分でもお話のようになっているところはあまりなく、
シヴァ神の容姿を表現したり、踊る姿が美しいと形容したりが多め。


そうやってシヴァ神を称え、恵みを与えてほしいと祈る気持ちが込められた曲。

私の個人的な思いになりますが、
「どうかこの命に息吹を与えてください。」
「私は切望します。いつその美しい踊りを一目見られるのでしょう。」
「私たちは強くあなたを求めています。どうか姿を現してください。」

といった祈る気持ちは感情移入しやすい。というか踊っているときの気持ちそのものとも言えます。


祈るように踊る中でこの身体にも力がみなぎってくる、そんな曲。



そして身体表現の部分も、小気味よいリズムにのせたラクシュマン先生のおしゃれで伸びやかな振り付けが見所です。


みなさまにもシヴァ神の息吹を感じていただけますように。



「天空に咲く」曲紹介1『マッラーリ』

ソロ公演「天空に咲く」がだいぶ迫ってきました。

前回の公演のときに、踊る曲をブログで紹介したら好評だったので、
今回も簡単に曲紹介をしていきたいと思います。

あまり専門的なことではなく、私の個人的な思いが中心の、
ゆるっとした内容になると思います。
(最後まで書ききる時間があるのか~??)


今回も公演は全4曲でお送りします。

1曲目はマッラーリ。

ヒンドゥー寺院では花輪やジュエリーで神様の像を飾り、
お供え物と共に行列になって運びます。

そのとき演奏されるのが、このマッラーリです。

楽器はナーガスワラム(ナーダスワラム)というラッパみたいな音が出るたて笛と、
乾いた軽快な音が出る両面太鼓タヴィル。


動画を参考に貼っておきますが、相当けたたましい。笑





バラタナティヤムでもこの曲が踊られ、舞台のはじめに神々をお呼びし、お花を捧げます。

そして、騒がしくはないのでご安心を。
ゆっくりとした厳かな雰囲気から始まって、次第にテンポをあげていき、最後はヒンドゥー教の三大神をたたえて静かに終わります。



インドでは八方向に守護神がいると言われます。

私の個人的な実感としては、四方八方に方向を変えながら踊ることで、
気持ちが高まりそして祈りが満ちるのを感じる曲です。



先日練習した動画を少しインスタに載せたので、一応こちらでもお知らせしておきます。
https://www.instagram.com/p/BxUspD0lfMz/

このあと個人レッスンでみっちり教えてもらい、だいぶ手直しが入りました。
振り付けの変更もあって、よりよくなるはず☆

本番までにできるだけ磨きをかけていきます。

明けましておめでとうございます

2019.jpg

本年もどうぞよろしくお願い致します。


今年はソロ公演の年。
何が生まれるかを期待して「天空に咲く」と題しました。


観てくださった方の心に響くような、顔がほころぶような、そんな踊りになることも願って。

そのためにも、身体の置き方、意識の置き方、心の置き方をよく考え、研ぎ澄ましていこうと思います。


みなさまにとってもすばらしい年となりますように。




杉並人図鑑に出演

J:COMのローカル番組「杉並人図鑑」

杉並にゆかりのある人が、歌手の庄野真代さんとトークをするという番組です。

私もご縁あって、この度出演することになりました。



今日は収録へ。
15433205523390.jpg

美しくて朗らかな庄野真代さんの見事なナビゲートのおかげで、あれよあれよという間に時が過ぎ、とても楽しい時間となりました。



トークに加え、やっぱり実際に見ないとわからないということで、踊りも少し披露しました。



話しきれなかったなぁと思うところなどなど、もちろん多々あるのですが、
インド舞踊って?と興味を持ってくださる方が少しでも増えればいいなぁと思います。



というわけで、恥ずかしながら配信情報を。
(ちょっと先ですが)

J:COMでの放送は杉並エリアに限られるようですが、放送終了後には番組HPに映像が掲載されるそうです。

http://jinzukan.myjcom.jp/suginami

You Tubeにも載るとか。



J:COMでの放送は12/17(月)〜 12/23(日)まで、
放送時間は下記の通りです。

火 8:30、15:00、19:00、22:30
水 7:30、12:30、23:00
木 8:30、11:00、21:00
金 10:00、14:00、19:00、23:00
土 8:00、10:00、19:30、23:00
日 8:30、15:30、21:00、23:30

ゴールデンウィークの旅興行


ゴールデンちんどん大演芸場(東京と大阪)、それから岡山でのインド舞踊の会が無事に終了しました。

ギューッと中身の詰まった毎日、数え切れないくらいの方々に温かく支えていただき、
ツアーを終えることができました。



ゴールデンちんどん大演芸場の東京版は、「晴れたら空に豆まいて」で開催。
畳敷きの会場はリラックスムードで、昔の芝居小屋のような雰囲気の中、
極彩色でてんこ盛りなショーが繰り広げられました。

P4297114.JPG


そして大阪版は、新しく移転オープンした「ムジカジャポニカ」にて。
これまたこってりした濃密な空間。
お客様との距離がさらに近く、目がくらむような出し物の数々に会場の熱気もうなぎのぼりでした。

P5037178.JPG



ジュンマキ堂+アパジャン楽団、それからゲストのエルナ・フェラガ~モさんの名人芸も素晴らしく、
人を巻き込んで心を掴んでいくそのステージにたじたじするくらい圧倒され、
そしてもちろんぐいっと惹き込まれて存分に楽しんだ時間でもありました。



ジュンマキ堂とインド舞踊との絡みも、摩訶不思議な新しいものを生み出して、
ひと味もふた味も違った出し物になりました。

インドの神話も紹介し、もともと面白おかしいものがさらにキテレツに(!)
インドやその文化に親しみを感じてもらえたなら嬉しいです。




そして岡山のインド舞踊の会は、ゴールデンウィーク最終日にしっとりと行われました。
たくさんの方にお集まりいただき、解説や体験をまじえて3曲披露しました。
ゆったりとした気持ちでお楽しみいただけたのでしたらとても有難いです。



今後もみなさまにお楽しみいただけるようなステージをできるよう、励んでいきたいと思います。
どうもありがとうございました。

P4297118.JPG

インドおもしろ話とインド舞踊


先日はマハーシヴァラートリー(シヴァ神の大祭)ということで、
伊藤武先生のトーク、マーリニーさんのヨーガに加わって踊ってきました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。


伊藤先生のお話は、裏で踊る支度をしながらとても楽しく聞いていました。
インドの神様ってそれぞれ性格がはっきりしていて、とても個性的。
突拍子もない神話や「なんで?」と笑ってしまうような神話もたくさんありますが、
この日のお話もとても冴えていて、大胆不敵。
シヴァ神の姿がどんどん明るみに、くっきりとしていきます。


神様がうそをつくお話とか、殺戮の女神が敵の生き血を先に全部吸って、体を干物状にしてバリバリ食べるお話とか、どれもこれもへんてこでインパクト抜群。


伊藤先生のお話には歴史的背景やサンスクリットの意味などなども織り交ぜられていて、
おもしろい上に、とてもタメになる。

インドでシヴァ信仰が連綿と続いてきたことにも改めて驚嘆させられます。


マーリニーさんのヨーガも、いつもながらの世界観と説得力。
そしてシヴァのことも絡めてあってさすがです。


伊藤先生には踊りの解説もしていただき、普段はしきれない多面的なお話もたくさんしていただきました。
この組み合わせとても好きなのです。



川尻敏晴さま https://kawajiri.jp/ より写真をいただいたので、ご紹介。
いつもありがとうございます。

20170324_01_23.jpg
シヴァ神のポーズ。
右手→シヴァの武器の三叉戟。
左手→シヴァの乗り物のナンディン(牛)


20170324_01_26.jpg
踊るシヴァ神のポーズ。


20170324_01_21.jpg
ダマル(でんでん太鼓)を鳴らすシヴァ。
宇宙創造の音を表す。


20170324_01_07.jpg
pure dance(特に物語性を持たない身体表現)
「ナッタアダヴ」という動きの一部。


20170324_01_04.jpg
pure dance
手を後ろから振り下ろす「ティルマナアダヴ」の決めポーズ。


20170324_01_16.jpg
pure dance


20170324_01_30.jpg
pure dance
足は「スワスティカ」という卍(まんじ)


20170324_01_32.jpg
pure dance
たまに飛びます。