杉並人図鑑に出演

J:COMのローカル番組「杉並人図鑑」

杉並にゆかりのある人が、歌手の庄野真代さんとトークをするという番組です。

私もご縁あって、この度出演することになりました。



今日は収録へ。
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美しくて朗らかな庄野真代さんの見事なナビゲートのおかげで、あれよあれよという間に時が過ぎ、とても楽しい時間となりました。



トークに加え、やっぱり実際に見ないとわからないということで、踊りも少し披露しました。



話しきれなかったなぁと思うところなどなど、もちろん多々あるのですが、
インド舞踊って?と興味を持ってくださる方が少しでも増えればいいなぁと思います。



というわけで、恥ずかしながら配信情報を。
(ちょっと先ですが)

J:COMでの放送は杉並エリアに限られるようですが、放送終了後には番組HPに映像が掲載されるそうです。

http://jinzukan.myjcom.jp/suginami

You Tubeにも載るとか。



J:COMでの放送は12/17(月)〜 12/23(日)まで、
放送時間は下記の通りです。

火 8:30、15:00、19:00、22:30
水 7:30、12:30、23:00
木 8:30、11:00、21:00
金 10:00、14:00、19:00、23:00
土 8:00、10:00、19:30、23:00
日 8:30、15:30、21:00、23:30

ゴールデンウィークの旅興行


ゴールデンちんどん大演芸場(東京と大阪)、それから岡山でのインド舞踊の会が無事に終了しました。

ギューッと中身の詰まった毎日、数え切れないくらいの方々に温かく支えていただき、
ツアーを終えることができました。



ゴールデンちんどん大演芸場の東京版は、「晴れたら空に豆まいて」で開催。
畳敷きの会場はリラックスムードで、昔の芝居小屋のような雰囲気の中、
極彩色でてんこ盛りなショーが繰り広げられました。

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そして大阪版は、新しく移転オープンした「ムジカジャポニカ」にて。
これまたこってりした濃密な空間。
お客様との距離がさらに近く、目がくらむような出し物の数々に会場の熱気もうなぎのぼりでした。

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ジュンマキ堂+アパジャン楽団、それからゲストのエルナ・フェラガ~モさんの名人芸も素晴らしく、
人を巻き込んで心を掴んでいくそのステージにたじたじするくらい圧倒され、
そしてもちろんぐいっと惹き込まれて存分に楽しんだ時間でもありました。



ジュンマキ堂とインド舞踊との絡みも、摩訶不思議な新しいものを生み出して、
ひと味もふた味も違った出し物になりました。

インドの神話も紹介し、もともと面白おかしいものがさらにキテレツに(!)
インドやその文化に親しみを感じてもらえたなら嬉しいです。




そして岡山のインド舞踊の会は、ゴールデンウィーク最終日にしっとりと行われました。
たくさんの方にお集まりいただき、解説や体験をまじえて3曲披露しました。
ゆったりとした気持ちでお楽しみいただけたのでしたらとても有難いです。



今後もみなさまにお楽しみいただけるようなステージをできるよう、励んでいきたいと思います。
どうもありがとうございました。

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インドおもしろ話とインド舞踊


先日はマハーシヴァラートリー(シヴァ神の大祭)ということで、
伊藤武先生のトーク、マーリニーさんのヨーガに加わって踊ってきました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。


伊藤先生のお話は、裏で踊る支度をしながらとても楽しく聞いていました。
インドの神様ってそれぞれ性格がはっきりしていて、とても個性的。
突拍子もない神話や「なんで?」と笑ってしまうような神話もたくさんありますが、
この日のお話もとても冴えていて、大胆不敵。
シヴァ神の姿がどんどん明るみに、くっきりとしていきます。


神様がうそをつくお話とか、殺戮の女神が敵の生き血を先に全部吸って、体を干物状にしてバリバリ食べるお話とか、どれもこれもへんてこでインパクト抜群。


伊藤先生のお話には歴史的背景やサンスクリットの意味などなども織り交ぜられていて、
おもしろい上に、とてもタメになる。

インドでシヴァ信仰が連綿と続いてきたことにも改めて驚嘆させられます。


マーリニーさんのヨーガも、いつもながらの世界観と説得力。
そしてシヴァのことも絡めてあってさすがです。


伊藤先生には踊りの解説もしていただき、普段はしきれない多面的なお話もたくさんしていただきました。
この組み合わせとても好きなのです。



川尻敏晴さま https://kawajiri.jp/ より写真をいただいたので、ご紹介。
いつもありがとうございます。

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シヴァ神のポーズ。
右手→シヴァの武器の三叉戟。
左手→シヴァの乗り物のナンディン(牛)


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踊るシヴァ神のポーズ。


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ダマル(でんでん太鼓)を鳴らすシヴァ。
宇宙創造の音を表す。


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pure dance(特に物語性を持たない身体表現)
「ナッタアダヴ」という動きの一部。


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pure dance
手を後ろから振り下ろす「ティルマナアダヴ」の決めポーズ。


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pure dance


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pure dance
足は「スワスティカ」という卍(まんじ)


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pure dance
たまに飛びます。


振り込め詐欺根絶イベントでインド舞踊

先日は「杉並区 振り込め詐欺根絶集会」というイベントで踊ってきました。

なかなかなくならない振り込め詐欺について、クイズやプロレスラーの蝶野正洋さんのトークなどでわかりやすく注意喚起されていて、効果が広がりますように!!と強く思いました。

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振り込め詐欺根絶イベントでインド舞踊。
悪い人の役でもやったの?と友達に言われましたが、普通に楽しく2曲踊ってきました。
悪いものをインドパワーで蹴散らせるといいなぁと密かに思っていましたが、喜んでいただけたでしょうか。

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最後に蝶野さんと着ぐるみちゃんたちと撮ってもらった写真。
着ぐるみたちが舞台裏をシャカシャカ歩くようすがすごく可愛かった。
インスタグラムで詳しく書いたので、よかったらご覧下さい。
https://www.instagram.com/p/BfAMI5ChfxC/?taken-by=yukiko_hori_yamini

このような機会をいただけたことに感謝しています。

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インド舞踊のコラム


2018年、今年もどうぞよろしくお願いします。
みなさまにとってもすばらしい年になりますように。


さて、インド舞踊とヨガを絡めてコラムを書いてほしいと頼まれ、書いてみました。
感覚的なことを言語化するのが苦手な私。
本当はもっと深いことがあるのだろうと思いつつ、自分の思いを綴ってみました。
そしてせっかく書いたので、、ここにも載せてみます。

インド舞踊が日本の方にも身近になっていくことを願いつつ・・・

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南インド古典舞踊と、ヨガについて。

踊るヨガ、といわれる
「バラタナティヤム」

 じりじりと大地を焦がす日射し、クラクションの合唱と飛びかう人の声、目に飛び込んでくる色とりどりのサリー。南インド東海岸にあるチェンナイは全てがエネルギッシュな町。そんな中人々は足繁く寺院に通い、一心に祈りを捧げます。ジャスミンの花飾りを髪にさして手を合わせる女性、額を地につけて祈る男性。寺院の中には静謐さがあふれ、その篤い信仰心に都会の喧騒をしばし忘れます。

 「踊るヨガ」と言われるインド古典舞踊は、そんなヒンドゥーの神様への捧げものとして生まれました。寺院の中で神に仕える女性によって踊られていたものが、現代では舞台芸術として親しまれています。私がしている南インドの舞踊「バラタナティヤム」は直線的・幾何学的でダイナミックな動きが特徴。腰を落として地を踏み鳴らし、ムドラーという手の印や仕草によって、神の世界をいきいきと描き出していきます。足で刻むリズムは宇宙のリズム。低く落とした体勢から四肢に伝わったエネルギーが地を鳴らします。

 インド舞踊は高度な技が多く、鍛えぬいた心身を極限まで解き放つことが神への捧げものになり、神の世界へ近づく手立てになります。また、めまぐるしく変わる型の中で、踊り手は否応なしに自分の体に集中することになります。心は自然と静かになり、「今ここ」だけが残っていくのです。そして、踊りは喜び。笑顔で踊ることで全身の細胞が喜び、エネルギーがさらに満ちてきます。観客はそんな踊り手と一体になり、全てがひとつになっていきます。
 「踊るヨガ」と言われるのは、身ごなしの類似性もあるでしょうが、そんな境地や神秘性もいうのではないかと思います。


踊りは外へ、ヨガは内面へ
全てが私の今を形づくる

 私がヨガを始めたのはインド舞踊がきっかけ。舞踊のための体づくりや体のケアにと、ふわりと始めたヨガですが、今ではその精神性も私の道しるべです。踊りは外へ表現するもの、ヨガは内面と向き合うもの、そんな違いはあるけれど、静と動、陰と陽、全てが混ざり合い、絶妙なバランスで私を形づくっています。
 私はたまたまインド舞踊に出合い、人生がガラリと変わってしまいました。今もインド舞踊そのもの、また、そこから広がる世界にどっぷりつかり、その輝きに魅せられています。
 

感謝、伊藤ひかるさん


写真家の伊藤ひかるさんが亡くなられました。
ボクシング、アメフト、フラメンコ、ベリーダンス、阿波踊り、インド舞踊、風景など、数多くの写真を撮り活躍されてきました。

そして私が初めて座・高円寺でソロ公演をした2010年から、いつもソロ公演その他の写真を撮ってくださったのが伊藤さんです。

生きた写真を撮りたいと、私の一挙一動、呼吸のひとつひとつを追い続けてくださいました。


今年は伊藤さんのご提案でフォトブックも作成しました。
最後にやりとりをしたのは、ほんのひと月前。
10月末にお会いした時には、古くから撮っている阿波踊りの子が結婚し、その式の写真を頼まれたのだと嬉しそうに話してらっしゃいました。

突然こんな日が来るとは思わなかったけれど、最期まで好きなことを貫いてニコニコと生きてらした姿を思うと、改めて深い尊敬の念を覚えます。


なぜか私の踊りをとても気に入ってくださって、大げさと思えるほど褒めてくださって、
でもそんな言葉にいつも励まされていました。

そんな温かい存在を失って、もう二度とお話しすることもできないのだと思うと悲しくてなりません。

でも伊藤さんは私がソロ公演に挑戦することをいつも応援してくれました。
そんな伊藤さんの気持ちを胸に踊り続けていけば、きっとどこかで喜んでくださるかなぁ。
これからも見守ってもらえる気がします。


伊藤さんのご冥福をお祈りし、今まで撮っていただいたソロ公演の写真の中から1枚ずつ、こちらに載せたいと思います。

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2010.10「金色一夜」


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2012.6「舞になる」


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2015.6「胡蝶の夢」


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2017.10「宙を翔ける」

感謝


ソロ公演「宙(そら)を翔ける」、おかげさまで無事に終わりました。

冷たい雨の中 高円寺までお越しくださった方、力を貸して支えてくださった方、
応援してくださった方がたくさんいて、言葉では言い尽くせないくらいの力をいただきました。


大事に大事に心を込めて準備を重ねてきて、一夜限りで散ってしまう。
そんな贅沢さを愛し、もらったものの大きさに胸を熱くしています。


今後もみなさまにお楽しみいただけるよう、
よりいっそうインド舞踊と向き合い、精進していきます。
どうぞよろしくお願い致します。

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フォトブック発売(!)

舞台でのかけがえのない瞬間を切り撮って素敵な写真に残してくださる、
写真家の伊藤ひかるさん。

今回の公演のチラシの写真も伊藤さんが撮ってくださったものです。
伊藤さんとのお付き合いも長くなりました。


そんな伊藤さんの提案で、この度フォトブックを作ることになりました。
今度の公演では、はずかしながら販売もいたします。


フォトブック制作は、PUBLICA(パブリカ)。https://publica.photo/
今はアプリやラインなどでも手軽にフォトブックが作れるんですね。
そしてデータの時代の中で紙の大切さが見直され、流行ってるんだとか。


フォトブックは2年前のソロ公演「胡蝶の夢」を切りぬいたものになります。


私もちょこっとがんばってページのデザインをしてみました(写真配置しただけだけど)。
どうぞお手に取ってご覧下さい。

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こちらは前々回「舞になる」のときのもの。

「宙を翔ける」曲紹介 その4『ティッラーナ』


先週末のナマステ・インディアでかなりリフレッシュした私です。

さて、ソロ公演の演目について書き綴ってきましたが、最後を飾るティッラーナをご紹介します。


ティッラーナは歓喜の舞。

特に物語性を持たない身体表現が中心の演目で、
バラタナティヤムの型の中で、幾重にも変化するリズムを刻んでいきます。

ダンサーは持てる力を全て出しきり、大輪の花を散らして舞台の終演を迎えます。



今回のティッラーナはKathanakutohalam(カタナクトゥーハラム)という旋律のもの。

華やかで軽快な曲調で、心身が浮き立つような明快さ。
時折混ざる早口言葉みたいなのも小気味よい。

アビナヤ(感情表現)のところのメロディーもとても美しく、
曲を耳にしただけで、幸せな心持ちになります。



この曲も新曲で、ずっと憧れていた曲。

でもbigアイテムと言われていて、習うのにはまだ早いと言われたこともありました。
教わってみると確かにbigで、リズムが難解だったりスピードが速かったり、ギュッとたくさんステップが入っていたり。

大作ヴァルナムと合わせ、まさしく「持てる力を全て出しきり・・・」になるのでは、と思ったりもしています。



でも本当にすごい人って難しさとか大変さを感じさせずに人を楽しませる。
私もそんな踊り手になりたいと強く願います。


そして今までいろいろな紹介をしてきて、
インド舞踊のあれこれを知ってもらうのはもちろん嬉しいけれど、
でも、そんな予備知識を抜きにしても純粋に楽しんでもらえるともっといいな~と思います。


10月6日、どうぞゆったりと快適にお楽しみください。

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「宙を翔ける」曲紹介 その3『アドゥブン ソルワル』

ソロ公演の演目紹介も後半へ突入です。

メインアイテム「ヴァルナム」のあとは、ちょっとしたブレイク。

3曲目の「パダム」という種類の曲は、肩の力をぬいて気楽にみていただける演目です。
(もちろんそれ以外の演目もリラックスしてお楽しみください)

「パダム」というのは、演劇のようにちょっとした小話を演じるアイテムです。


今回のパダム「アドゥブン ソルワル」は、ヴァルナムで取り上げられたムルガン神の妻が主人公のお話。
ムルガン神は一転して立場が悪くなってしまいます。


事の発端はムルガン神の浮気。

「あなたの夫ムルガン神の浮気相手が、調子に乗ってあれこれ吹聴しているわよ」
と知人が忠告に来ます。
でもそれは、人の噂にありがちなおもしろ半分。

ムルガンの妻は、凛として気高くふるまいます。
「確かに彼女の行いは度が過ぎているわ。
でも悪いのは彼女ではなく、私の夫ムルガンよ。
ほうっておいてちょうだい。」


でも、内心では彼女のことが気にかかっている妻。

「彼女はいつもみじめななりをしていたのに、今ではどうでしょう。
私の家の隣に3階建ての家を建てて、美しいベッドをあつらえ、
高価なサリーを身にまとって、召使いまで抱える身なのよ。」

「以前はお金もなくネックレスの一つさえつけられなかったのに、
今ではジュエリーをじゃらじゃらとつけ、牛を飼って絞りたてのミルクまで飲んでいるらしいわ。」

「でも彼女の過ちは何?もうほうっておいてちょうだい」


この「アドゥブン ソルワル」は新曲。
内心では様々な思いが渦巻いてフツフツしているのに、それを隠して気丈にふるまう。
そんな心の内をどう表現できるかなぁと思っています。

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