「天空に咲く」曲紹介4『ティッラーナ』

最後の演目はティッラーナです。

ティッラーナは歓喜の舞。

バラタナティヤムってうまくできているなぁと思います。
最後が歓喜の舞でなかったら力尽きてしまうかも。

喜びを全身から放って踊るこのティッラーナで、ダンサーは持てる力を出し切り、
満開の花を散らせて舞台の終演を迎えます。


ティッラーナは華やかでリズミカルなアイテム。

今までに、身体表現と感情表現のことをお話しましたが、この曲はほとんどが身体表現の曲です。

インドならではの複雑に変化するリズムを足で刻みながら、
体中の細胞を沸き立たせて心身を空間へ放っていきます。


後半には宇宙の母なる女神を讃える詩が織り込まれていて(感情表現)、
その神聖さも胸に響きます。



今回のティッラーナはレバティー(レーバティー?)という旋律のもの。

ティッラーナの華やかはありつつも、しっとり落ち着いた曲調で、じんわりと心に沁み入る穏やかな曲です。



ちなみに、このティッラーナは私がバラタナティヤムを始めて最初に習ったティッラーナです。

インドでアランゲトラム(初ソロ公演)をしたときもこの曲を踊ってのでした。

それ以後何度も踊っている曲ですが、座高円寺のソロ公演で踊るのは初めてです。



ティッラーナは終わったときに感極まってしまう。

今から想像しただけでぐっときています・・