いのちの瞬き

  
セミの羽化(脱皮)をみました。 

写真もあるので、虫ニガテという方、お気をつけて。


夜10時半ごろ、茶色い殻から、緑の頭を少しのぞかせているセミを発見。

3センチくらいの小ぶりな体。 どうやらツクツクボウシのよう。


徐々に頭頂、目、前足、胴体が出てきます。

   一体どんな力で押し出すんだろう。


おしりの部分を残した状態で、しばし動きが止まります。

その間の体勢は地面に対しておなかが上、頭が下がった状態。
このまま落ちるのでは?と心配になります。

  (あとで調べたところ、このまま落下して死んでしまうこともあるそう)


ここで時間を見たら1時間が経過していました。


20分後、次の動きが。
くるんと丸まっていた羽がのびていきます。

羽はきれいなエメラルドグリーン。
レモンの果肉のすじのように白いラインが走っています。

11.51a.JPG



羽がふわっと伸びたところで、腹筋を使うように体を起こし、胴体すべてが殻の外へ。
そこからさらに羽を伸ばしていきます。



  ゆっくりゆっくりなのに、目が離せない。
  無防備で、ひたむきで、ちっぽけなようで生命力に満ち満ちていて。



発見から2時間がたちました。
 おしりの部分はまだ頼りない感じ。

0.38.JPG



午前2時半
、羽も透きとおり、しっかりとしたセミの形になっていました。
でも体はまだ緑、表面もやわらかそうです。

2.21.JPG




明け方5時。 そこには抜け殻だけがありました。
そして辺りはセミの鳴く声につつまれ・・・。





地中での長い年月を経て、ついに時が満ちる。

夏の間こんな営みがいたるところで起き、そうしてみんな鳴いているのだと思うと、
生命の神秘・貴さに感嘆し、はかりしれない力が働いていることを感じずにはいられません。




フラッシュをたいてグロテスクに撮れてしまった写真、こまかな写真を、
こっそりのせています。 見たい方は続きをどうぞ。→ 
 
 
11:28 逆さ吊り状態
11.28.JPG

11:48~ 羽が一気に伸びます
11.48.JPG

11.50.JPG

11:51 よいしょと起き上がる
11.51a.JPG

11.51b.JPG

11.51d.JPG

11:54 元「自分」につかまり安定したようす 羽もさらに伸びました
    11.54.JPG